オックスフォードな日々

とあるオックスフォード大学院留学生のブログ

Oblivionと雲外蒼天

オックスフォードはここのところとっても良いお天気の連続。珍しく雲のない綺麗な空だったので部屋の立て付けの悪い窓をガタガタと開けてみた。すると、その青い空とは不釣り合いな肌寒い風が吹き込んできた。オックスフォードはもうすっかり秋。

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鳥肌が一斉に立つほどの冷たい空気が、でもお日様のお陰で心地よい。はっきりといつの記憶かは思い出せないのだけれど、どこからともなく懐かしさもこみ上げてくる。もうすぐここに来てから一年がたつことに気づき目を瞑ると、色々な思いが頭のなかを駆け巡る。そして少しだけ心臓の打つ音が早くなる。

オックスフォード大学の一年目は「予備生」
今回は、「オックスフォード大学について」というリクエストが2件あったのでそれについて。 僕はUndergraduateはアメリカだったので...

以前に「オックスフォード大学の一年目は「予備生」」という記事で博士号過程の一年目の終わりには正式な博士号学生になるための試験があると書いたけれど、この週末はその審査のために提出するTransfer status of reportなるものを書いていた。たったの3000ワードの中に、この一年間の成果と今後3年間の展望を書かなくてはいけないのだからなかなか難しい。最初の草稿を書き上げて指導教官に送りはしたけれど、実は今のところその文字制限を大幅にオーバーしている。文章を書く作業は時間がかかるけれど、削る作業はもっと疲れる気がする。

今日はその後、オックスフォード市内を走っている観光ガイドバスに乗ってきた。オックスフォード市内には赤と緑の二種類の観光ガイドバスが走っていて、緑のバスの方はライブガイドが乗っている。実は友達がそのガイドをやっているというから、他の2人の友達と一緒に他の観光客に混じって乗ってきた。ちなみにおねだんは、大人13.5ポンド、学生11.5ポンドで一日中乗ったり降りたりし放題。

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バスの上から見るオックスフォードは、彼の解説もあってかなんだかまた一味違って見えた。最近はゆっくりと街の景色を見ていなかったけれど、改めて気付かされたことは、ここは本当に素敵な街だということ。1年前にここにやってきたばかりの頃のワクワク感が少しだけ戻った感じ。

そして、先日父がラインの家族グループでシェアしていた「雲外蒼天」という言葉を思い出した。「困難を乗り越え、努力して克服すれば快い青空が望める。絶望してはいけない」と。彼もきっと色々と大変なんだろうな。みんな頑張ってるんだもの、一所懸命を続けなくちゃ。見てくれている人は、きっと何処かにいるはず。

ところで今日の記事のタイトルの”Oblivion”はTeruyuki Shiraiwaという作曲家の作品。

Oblivion – Teruyuki Shiraiwa
“a tale of a man going unto darkness”とあるけれど、どうもその男自身はその先に光の可能性を捨てていないように聞こえる。自信と不安との葛藤があり希望と絶望とが交錯する闇に、何か決心をして足を踏み入れていくような。そんな風に勝手に感じながら最近気に入って良く聞く一曲。

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著者紹介:

高専在籍時にAFSの53期生としてアメリカのオレゴン州で一年間地元の高校に通う。帰国後アメリカのアーカンソー大学フェイエットビル校に編入し2011年に理学士コンピューターサイエンス、2012年に教養学士心理学を修了。2012年秋よりオックスフォード大学にて、博士号課程で計算神経科学を勉強中。色々と大変ですが、常に色んな事に挑戦しながら精一杯頑張ってます。
詳しくは自己紹介ページよりどうぞ^^

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Aki • 2013年9月2日


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