とあるオックスフォード大学院留学生のブログ
オックスフォード大学の学生生活は、Sheldonian Theatre で始まり、そして Sheldonian Theatre で終わる。 Sheldonian Theatre とは、ロンドンのセント・ポール大聖堂の建築…
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前回最後に投稿した記事「Thesis submitted. 博士課程の4年半を時系列で振り返ってみた。」から、早いものでもう2年。 「ブログの更新楽しみにしています!」という声に、「今度書きます!」と答え続けてきたけど、…
前回の記事から4か月。これでようやくラストスパートだ!と最後の力を振り絞り、そして遂にゴール手前まで辿り着きました!2017年3月27日、研究成果をまとめた博論を完成させ、それをexamination schoolに提出…
日本人にとって、「ヨーロッパ旅行」と言って思い浮かぶのはフランス、イタリア、スペイン、ドイツ…。いつになってもなかなか「イギリス」という名前が出てこない。「イギリスってロンドン以外に何かあるの?」というのがほとんどの人の…
先日友人から「『大学院生 ブログ』ってGoogleで検索すると、Akiのブログが二番目に出てきたよ!」と言われてみて、試してみるとなるほど、今日(2016年5月27日)の時点で4番目。その前に来る3つは「にほんブログ村」…
先日、批評誌「PLANETS」のメールマガジンに連載されている『現役官僚の滞英日記』で、著者の橘宏樹さんと僕の対談が掲載されました(「僕たちは「シンギュラリティ」をどう迎えるのか? オクスフォードで出会った人工知能研究者…
最近、手帳を持ち歩くことがなくなった。かつては父を真似て、日経ビジネスの茶色の革の表紙に金色でイニシャルが刻印されたちょっとだけ高級な手帳を買って、どのページも予定でぎっしりと埋めることが趣味みたいなところもあった。だけ…
学部はアメリカ、院はイギリス。そして年に幾度も「学会」や「サマースクール」という名で各国のマイナーな都市に短期滞在。そんなものだから、旅行好きの友達とかは僕も根っからの海外好きだと思って話しかけてきたりする。だけど残念な…
去年の暮。指導教官に突然呼び出されてこう言われた。 「来学期から計算神経科学の学部コースが始まる。君にはチュートリアルを受け持ってもらいたい。」 チュートリアルはそのまま個別指導という意味の言葉だけれど、オックスフォード…
以前に、「オックスフォード大学の一年目は「予備生」」という記事で『博士号課程に入った段階ではProbationary Research Student (PRS) と呼ばれる「お試し期間の研究生」という立場で、一年目の終…
最近のオックスフォードはとにかく日本人が多い。今日は、アメリカに帰ってしまう友達と香港人の友だちと一緒にお昼を食べていたのだけれど、やっぱり彼らもこのことが気になって仕方がない様子。「普段はアジア人を見かければほとんど中…
今は多くの学生にとって一年の中で最もストレスフルな時期。イグザムシーズンです。試験といえば、アメリカの大学にいた頃はそれぞれのタームの最後に受けたものですが、オックスフォードでは基本的には一年の最後にまとめてあるようです…