ニューカリッジのパイプオルガン演奏会
休日は基本的には引きこもってるんだけど、今日はニューカリッジの友達に誘われてパイプオルガン演奏会に行って来ました。昔一度パイプオルガンの演奏は聞いたことがあったけど、まだ幼かったからか記憶に残っていなかったのでどんなものかと少しワクワク。
ニューカリッジは設立が1379年とそれなりの歴史を持つお城のような綺麗なカリッジ。今日のパイプオルガン演奏会は、その中にある礼拝堂にて。現在設置されているパイプオルガンは1969年に作られたものだけれど、歴史を遡れば一番初めに設置されたのは1420年。パイプオルガンは、演奏者の指や足に加える力が直接パイプの弁の開き具合に影響するため、とても繊細な音のコントロールが可能であるという。

今日演奏されたのは、Olivier Messiaen (1908 – 1992)というフランス人オルガニストのApparition of the eternal churchという作品。僕は音楽の知識が無いので上手いこと説明は出来ないけれど、なんだか浮遊感のような不思議な後味の残る作品でした。不協和音が礼拝堂に響き渡って決して心地よいとはいえないのだけれど、一方でそれによって浮き彫りになる不安感が礼拝堂の荘厳さを一層際立たせていた気がします。
正直最初はどうやって聞けばいいのだろうと少し戸惑いましたが、4部構成の2部目、Serene alleluias of a soul that longs for heavenの後半に差し掛かる辺りから何か懐かしさを感じ始める・・。
なんだろうと思っていたのですが、あれでした。ドラクエのほこらの音楽でした笑゛
普段聞かないタイプの音楽でしたが、なかなか良い気分転換になりました。
そしてその後は、一緒に行った友だちとNew CollegeのMCR(Middle Common Room)という院生のための休憩所に行ってコーヒーを飲みながら色々な話を。彼は僕と同じ学部に属しているんだけど、彼の場合は純粋な神経科学。僕は計算神経科学だからやっている内容は全く違ってくるのです。でもだからこそ色々な違う視点からの意見交換ができてとても楽しかったです!その後夜ご飯も一緒に食べにって、気づけば6時間も話し続けていました。
なんだかオックスフォードらしい一日で、ちょっと暖かい気持ちになりました。
著者紹介:
高専在籍時にAFSの53期生としてアメリカのオレゴン州で一年間地元の高校に通う。帰国後アメリカのアーカンソー大学フェイエットビル校に編入し2011年に理学士コンピューターサイエンス、2012年に教養学士心理学を修了。2012年秋よりオックスフォード大学にて、博士号課程で計算神経科学を勉強中。色々と大変ですが、常に色んな事に挑戦しながら精一杯頑張ってます。
詳しくは自己紹介ページよりどうぞ^^





佐藤洋平 2013年5月13日 - 10:25 AM URL
1. ブログ拝見しました!
はじめまして。
東京農業大学3年の佐藤洋平と申します。ブログを拝見しましてとても魅力的に感じご連絡しました。
突然ですが、私が運営してるwebサイトに記事を寄稿していただけないでしょうか?
TRAVEL FOR YOUTH -ライターは全国の旅する学生。体験記事ポータルサイト-
http://travelforyouth.com
というサイトを運営しています。
アクティブな若者たちのワクワクするような体験記事を学生をターゲットに発信し、読者の方が一歩踏み出せるようなキッカケ作りの場を提供したい。という思いで運営しています。
ありがたいことに既に何人かに記事を書いてもらっていて読者の方から良い反応もいただけています。
記事のジャンルは「旅」なのですが、単に旅行という訳ではなくて、外での活動(留学、ワーホリ、インターン、趣味)と旅の定義を広げています。
留学の様子を記事にしていただけないでしょうか?もしよろしければご連絡いただければ幸いです。
突然のご連絡失礼しました。
travelfyouth@gmail.com
佐藤洋平
https://twitter.com/obentow
Aki 2013年5月14日 - 7:52 AM URL
2. Re:ブログ拝見しました!
>佐藤洋平さん
コメントありがとうございます。とても面白そうな企画ですね!
ただ残念ながら、僕の書ける内容は少し種類が異なる気がするので、せっかくなのですが遠慮させて頂きます^^;
海外でのワクワクするような生活の情報発信はこれから海外での活躍を目指す人達にとってもとてもいい刺激になると思いますので応援しています。楽しい記事を楽しみにしていますね^^